数百年も長持ちする木の家、無垢の家とは 



木の家、無垢の家といいますと古来の日本人の住まいであって極く当たり前の建築物でした。 然しながら近年では集成材や構造用の合板など化学物質や接着剤を使用した建築材料が当たり前のように使用されていて、其れが全く普通の建築のあり方のようにもなってしまいました。



ところが人工的な加工品である化学的に処理した建築材料というものは、長い時間の間に決定的に欠けているのは性能の劣化ともいわれていますし、特に、今では一般的に使われる支柱などの集成材、壁材や床材に使用されている構造用の合板などは、長期間の間には剥離現象や腐り朽ちるという心配があります。 結果として地震などに強いはずの木造家屋というのは耐震性に弱くなり、自然に朽ちてゆくのも早いとされています。



純粋の木の家、無垢の家というのは数百年も持つともされています。 特に構造材として自然木を徹底利用したもので、日本の特産とも言われるヒノキやスギ、其れにマツ等の無垢材というのは其れに当たります。 特に50年から100以上育てた目の詰まった良質な素材というのは強度が落ちず、地震やシロアリにも強く腐りにくいのが特徴があり、支柱は勿論のこと床材や屋根材、壁材にも使うことができて、所謂、湿気に弱い構造用の合板はなどは一切使わないで済むのです。